イラスト・アナログゲームデザイナー ほんざわのブログ

ゲーム制作サークル「CreaGem」のほんざわです!(クリージェムと読みます!)ボードゲームを自作しゲームマーケットなどのイベントに参加し、いつの日か大成功を夢見る社会人です。このブログはそんな私の独り言。追記:イラストも描いてます!お仕事ください!

【LINEクリエーターズスタジオ】アプリでスタンプ作ってみた!【やり方紹介】

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

アナログゲームを作っております、ほんざわと申します。

みなさん、年末の時節いかがお過ごしですか。ついに21世紀も残すところあと80年と言うところまでやって参りました。

 

さて、今回の記事はゲーム全く関係ないのですがコチラ。

アプリで自作LINEスタンプ作ってみました!

https://store.line.me/stickershop/product/10161430/ja

ラインストアで販売中!

 

「オリジナルスタンプにちょっとだけ興味ある!」とか「スタンプ作ってみたいんだけどいろいろ面倒くさそうで・・・」とか、今回の内容は特にそんな方々へ、私の初心者体験談を交えながらお話しできればなと思います。

 

【記事の流れ】

①スタンプ紹介・制作のきっかけ

②アプリについて(LINEクリエーターズスタジオの性能収益審査

③イラスト作業の効率化について(飽きずに作業するために)

④まとめ

 

①スタンプ紹介・制作のきっかけ

まずは何よりも先にどんなスタンプを作ったのかって話ですよね。私が今回作ったスタンプはコチラです。

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スタンプの名前は環境保護ネコ シャノンちゃん」。

こちらはその名の通り「自然環境を大事にしましょう」というテーマをネコちゃんで謳った作品です。

キッカケについては、私の勤め先の皆さんに使ってもらえればと思ってちょっとネタ的な意味合いが強いですね。

なので、職種が丸分かりな上に使用場面が限定的なスタンプも入っています。ま、完全に自己満用ですよ。(爆)

それでも一応念のため、誰か外部の人の目にも止まることを想定して、極力身内的なワードは避けて作るように意識して制作しました。

例えば、ウチの会社では車両点検を3ヶ月毎と6ヶ月毎の2種類行うのですが必ずしも同じ仕様の方々は少ないと思うので上のイラストの様に「定期点検」と一括りにしていたり、

ウチでは車両を修理工場に預けることを「入院」と呼んでいますが誰もピンとこないと思うので、もう少し直接的な表現に変えております。

 

②アプリについて(LINEクリエーターズスタジオの性能・収益・審査)

まずアプリの話から。※ここから先、知識のある方には完全に蛇足です・・・!

こちらのLINEスタンプを制作するにあたって、今回私が使用したツールは「LINEクリエーターズスタジオ」というスマホアプリです。

https://creator.line.me/ja/studio/ 

使ってみて思いましたけどコレがとにかくスゴイんですよ!私のようなど素人の初心者から見ても本当に分かりやすくていいです。少しこのアプリについてレビューさせて頂きましょう。

まずこのアプリの良いところはずばり、画像アップロードがめちゃくちゃ簡単だということ。もうね、コレなんですよ。このアプリが分かりやすくていいと言う理由の9割はコレ。

どう言うことかと言いますと・・・

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↑アプリを立ち上げて下の+ボタンをタップ。

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↑同じく+をタップ。

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↑事前に用意した写真やイラストをアルバムからそのまま持ってきて・・・

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↑画像が出てきたら拡大・縮小の具合を決めます。(この絵は実際審査通らないと思いますがw)

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↑指2本で大きさだけでなく回転まで自由に・・・!

 

はい、これでアップロードは終わりです!この作業の素晴らしいところは「画像のサイズを一切気にしなくていい」と言うところなんです。

PC版のアップロードサイトでは事細かに画像のサイズや形式なんかが定められていたと思いますが、スマホ版のこちらではそう言った面倒ごとは一切なし!使いたい画像がカメラロールにさえ入っていれば、サイズに関しては指先の拡大収縮で対応可能。それでOKなんです。どうですかこの単純さ!スゴイでしょ!!

正直な話、私がスタンプの作成に踏み切る最後の一押しとなった要因もこれです。「簡単そうだからやってみるか!」ってね。

機能面で言えば他にも画像のトリミングがアプリ内でできます。

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↑このように透過PDFでない画像の一部分だけを使いたいとき

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↑特別なアプリ等は使わずに指先で範囲選択ができちゃいます。

「でも指先じゃ精度悪そうだけど・・・」と思いましたか?さすがにそこまで精密な動きに向いていないことは事実ですが、ある程度の境界線であればアプリ側が自動でいらない箇所を認識してくれる機能が付いているんです。

何で判断しているのかは分かりませんが、おそらく色合いが近しいものだと境目の認識が難しいかも知れません。例えばお家の白い壁をバックに茶色や黒系のワンちゃんなんかを撮った画像なら意外と正確にトリミングできるみたいです。

どうしても精度やトリミング後のギザギザ感が気になるときは、先に適当なペイントアプリでトリミングしたい箇所を強い色の太枠で囲っておくと自動認識してくれ易くなるかもです・・・!

 

さて次にこのアプリのちょっと良くないところと言いますか、個人的に不満な点を言わせて頂きますと・・・

1、収益化できない

2、どのくらい売れたか・いつ売れたかを知ることができない。

3、リジェクトの内容を教えてもらえない

以上の3つが挙げられます。

【収益は入ってこない!】

さあ皆さん、これを見て「え?!お金にならないの?!」って思いましたよね。そうなんです。このLINEクリエーターズスタジオアプリで作成・販売したスタンプの売り上げは一切製作者には入って来ません。ココ、要注意ネ。

以前は収益を得ることができたようですが、仕様が変更され収益化にはWEB版のサイトからの申請が必須となってしまったようです。

http://creator-mag.line.me/ja/archives/1074822425.html

【売れ行きが分からない!】

コレめちゃくちゃ重要なことなんですけどね。売れ行きなどの経歴は一切把握することができません。(泣)

ですから、せっかく友達や家族のために苦労して作成しても自分にはその成果が見えてこないってわけですね。これじゃはっきり言って満足感も半減。収益はさておきこれくらいは通知をくれてもいいんじゃないかなーと思います(憤)

本当に作って売ったらあとは放ったらかしと言うことですね。

【どこが悪いのか教えてもらえない!】

最後にリジェクトについて。スタンプを規定の数まで登録したら、スタンプの名前等を決めて販売申請を出します。

この申請内容を公式に確認してもらって問題がなければ審査通過ということになるわけですが、このとき版権や性的・宗教的な理由からスタンプの申請が拒否されることがあります。

これを皆さんリジェクト(やり直し)と呼んでいるわけですが、リジェクトの際具体的に「どこがいけないのか」を教えてもらう事ができません。

これは恐らくWEB版でも同じことだとは思いますが、一度沼にハマってしまうとただ単に「はいダメ。やり直し。はいこれもダメ。これも。これも・・・」と、なにがダメなのか分からないまま延々といろんなところをいじくるハメになってしまいます。

一説によると「1ヶ月以上どのスタンプを直してもダメで、試しにスタンプの説明欄を直してみたら一発合格だった」なんて方もいるみたいです。こんなの恐ろしすぎません?(笑)

この辺の対応については全てガイドラインを一読するようにとの案内があるのみで、少し不親切なようにも思いますねー。収益0でみんなに商品作ってもらってるんだからそのくらい親切に対応しろよって思いますよねぇ?

ちなみに今回の私のスタンプは一発合格でした。(申請してからの期間は3日間でしたね。)

 

③イラスト作業の効率化について(飽きずに作業するために)

次にイラスト作業についてですが、ご存じのとおり絵は私が自分で描いております。デザインに関しては元からあったものなので、単純に40枚描くだけ。

しかしながらこの40と言う数、かーなーり多いです。最初のうちは「アレもコレも」とアイデアが出てきますが、後半は結構頭打ちで・・・正直最後の5枚くらいは実際に描くための時間よりも考えている時間の方が長かったと思います。

※ちなみに、スタンプの数は8の倍数個(8個・16個・24個・32個・40個)でしか販売できません。ですから「40個は面倒くさいから36個くらいでいいや。」と言うわけにはいかず、「40個じゃないなら32個になるよ!」と言われてしまうんです。

せっかくですからどんな環境でイラストを描いたのかも参考までにご紹介。

 

機材:iPad Pro 第二世代 12.9インチ

https://www.apple.com/jp/shop/product/FQDC2J/A/129

 

ペン:Apple Pencil

https://www.apple.com/jp/apple-pencil/select/

 

お絵かきアプリ:Clip  Studio Paint

https://www.clipstudio.net

 

文字入れ:Ibis Paint

https://ibispaint.com

 

基本的に絵の作業は全てクリスタで完結し、そのあとアイビスで文字入れですね。

 

【飽きずに効率よく作業を進めるコツ】

ご自身のイラストでスタンプを作ろうと考えている新人イラストレーター さんへちょっとしたアドバイスイラストの枚数を効率良く増やすにはちょっとしたコツがあるんです。

それは、わざわざ一枚ずつ描かないということ。つまりは「同じようなポーズを使い回す」ことや「顔や体の素材を個別に保存しておく」ことによって極力1枚に集中しないことが重要なんです。例としてこんな感じ。

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↑正面から見た顔の形のみのファイルを用意しておき、コレに肉付けする様にポーズを描いていく。

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↑斜め向きを描く際には正面のデータを変形させることでイメージが崩れることを極力避ける&労力を減らす。

 

「え、それって手を抜けってこと??」←そう言うことです。もっと言えば初心者の方ほどそうするべきです。

40枚描き切った経験から言わせて頂きますと、個人的に最初はこの40と言う数を“こだわってこなす”よりも“まずは作ってみる”と考えるべきかなと思っています。

例えばイラスト作業に慣れていない初心者が頑張って1日に1枚ずつ描いていったとして、全部出来上がるまでに40日。忙しい日や疲れちゃった日もあるでしょうから実際にはもっと長い。さらにその先に審査期間と、場合によってはリジェクトが待っているので全工程で2ヶ月くらいかかるかと思います。

コレは思っている以上に大変で、全て作り終わる前に飽きが来てしまう可能性が高いんです。

なので1日に3〜4枚ほどこなせるような難易度まで落とし込めればいいんじゃないかと思います。上記の例はその手段の1つ。

 

「満足いくまでこだわって40枚描きたい!」と思っている内は、実際にそうすることは難しいでしょう。

「絵の練習も兼ねて描いてるから別にいいの!」というのも正直微妙な意見です・・・。なぜなら2ヶ月近くその容量で続けてしまうと最初の頃の絵と最後の方の絵が少し違ってしまって、最初の方の絵を描き直したくなってくるからです。それはイコール、モチベーションの低下に繋がります。それと単純な話、そんなに練習しているともっといろんなものが描きたくなってきてスタンプ販売と言う本来の目的をどこかに置いていってしまうようになるからです。(←体験談)

きっと絵が上手くなってきた頃には、そんな感情がなくとも精度の高い絵を量産できるレベルになっているはずなので、とにかくゆる〜く気軽にやってみることを意識するといいでしょう。

 

④まとめ

そんなわけで今回はLINEスタンプ初心者が初心者に送る初心者のための体験談でした!

まとめると「LINEスタンプはアプリなら簡単に作れるけどお金は自分に入ってこない」ってところが今回のミソ。

 

この場で言うのもアレですけども、皆さま今年も大変お世話になりました!来年も、ひと月に一回の更新頻度を早める気は今のところないですが(爆)

また来年も是非とも当ブログ・Twitterボードゲーム関係で皆さんと仲良くさせていただければと思っております。

それではまた来年。良いお年を!

 

ボードゲームサークル CreaGem

ほんざわ

 

Twitter : @CreaGem_honzawa

HP : creagem.jp

 

ゲームマーケットを振り返って思うこと【2019秋】

こんにちは、ゲーム制作サークル“CreaGem”のほんざわです。

ご無沙汰しております!

今回はタイトルの通り、先週のゲームマーケットについてのあれこれです。反省点や思い出を綴ると同時に「自分でゲーム作ってゲームマーケットに出てみたい!」って方の参考になってくれたらいいなーと思いながら書いていきます。※例によって無駄に長いので我慢して見て下さいね。

 

まずは一言。

 

みなさん、ゲームマーケット2019秋、おつかれさまでした!!!

 

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↑ゲムマにて。我々CreaGemのブース。

 

「ちょっと遅くね?」と思われた方、おっしゃる通り。もうゲムマが終わって1週間以上経ってしまいました・・・😅

が!こう言うものは本番後の興奮が冷めない内に全て書いてしまうと、後から「あーこんなこともあったか〜」とか、見直した時にちょっと後悔することがありますからね。このくらい期間を空けた方が冷静な記事が書けるんじゃないかと言うことで。敢えて今なんですよ。ね、そう言うことにしておいて下さいね。

 

↓↓↓本記事は以下の通り進行します↓↓↓

①ゲムマ前に用意したモノ

②ゲムマで販売したもの

③当日の雰囲気・感想

④収穫(販売実績・メンバーの獲得・他サークルさんとの絡み)

⑤次回に向けて(今回の反省点・費用・次回作)

⑥まとめ

 

我が相棒のコウノ君に「ブログって書くの大変だよね」と話したところ、「言いたいこと全部書いてるからだと思うよ。(お前の記事は長すぎて読む気にならん。苦労して書いても誰も見てないぞ)」と言われたので出来るだけサクッと書くようにします(泣)

①ゲムマ前に準備したモノ

説明は後にして、まずは箇条書きで全部見て頂きましょう。思い当たる限り全て書きます!

 

運搬系

・自家用車

・キャリーケース×4

コンポーネント

 

販促・外交系

・ポスター×2

・売り子

・ホワイトボード

・プレイマット

・ゲーム紹介動画 

・名刺

・ゲーム紹介用紙

 

備品系

・写真立て

iPad

・サブバッテリー

・ポスタースタンド

ダンボー

・ガムテープ&両面テープ

 

その他

・日用品や着替え

・お釣り用のお金

 

忘れたモノ

・ハサミ

出展者証

 

こんなところでしょうか!1つずつ説明していても仕方ないので、大まかな流れだけ振り返ります。

前回のゲームマーケットに続いて2回目の出店となる我々ですが、前回と比べて用意するものが各段に増えました。

荷物として最も大変だったのは言うまでもなくゲーム本体。今回に向けておよそ100部近く用意した新作と、前回から引き続き持ってきたものを合わせて約170個ほど。大きめのキャリーケースを4つ用意しまして車での運搬となりました。

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「そんなに多いなら運輸サービス使えばよかったじゃん」って思いました?これをしなかった理由は・・・なんかよく分からなかったからです(爆)真面目な話、大切なものは自分で運ばないとねーってくらいの気持ちでいたからです。なんとなくね。

販促のために用意したものはいろいろありました。まず真先に作成したのは前回のゲムマで他のサークルさんを見た時に最も印象深かったポスター紹介動画です。(どのくらい効力があったのかは後述します)

それからこれもめちゃくちゃ重要なこと。“人員確保”です。前回たった2人で参加した我々ですが、休憩もできない他のサークルも見に行けない飯も食えないトイレもいけないで散々な思いをしましたので、「どうせなら俺たちみたいなおっさんじゃなくて女の子に販売ブース居て欲しいよね〜」ってことも考えていたので、今回は3人での参加となりました。地元の知り合いにバイトしてくれと声を掛けたわけですが、おっさんがハタチそこそこの女の子に「お金払うから一緒に来てくれない?ブヒィ」とお願いするのはなかなか勇気が要ります。一歩間違えば立派な事案ですからね。

そしてプレイマット。これは単純に試遊してもらうお客さんがカードやチップが手に取りにくいといけないので用意しました。ホワイトボードは上の写真の通り装飾用ですね。“ゲーム紹介用紙”と表記したものは、「ポスターにするほどのことじゃないけどチラッとみて欲しいなー」とか「試遊の時にルールを口頭で説明するだけよりも文面があった方がいいなー」って感じたことをA4の紙にプリントして写真立てに入れて置いておいたもののことです。

あとは動画流すためのiPadや充電器、ポスタースタンドなどなど。忘れちゃいけないものが多くて混乱してきますね。

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↑ポスターはこちら。なかなかキマってるでしょ?

あと、実際忘れたものが2つ。ひとつはテープ切る用のハサミ。これはまあいいでしょう。

1番忘れちゃいけないもの、出店者証。コレ、絶対忘れちゃダメですからね。運営の皆様、大変ご迷惑をお掛けいたしました(爆)

 

②ゲムマで販売したもの

ここちょっとただのPRなんですけどすいません!ちょっとだけ失礼します(笑)

現在我々が制作し販売しているタイトルは3つございます。今回も全て持って行きました!

「あっぱれ!トノサマガエル」

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カエル好きの為のカードゲーム。ルールは七並べっぽい感じです。

¥1,000-

 

「黒蛇神社」

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↑“お賽銭×心理戦” 神様の祟りを題材にしたバトルロワイヤル!

¥1,200-

 

「マスターさん つぎ、どうします?」

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↑今季の新タイトル!多数決で戦う協力型RPG

¥2,000-

 

気になった方は是非ほんざわまで!

Twitter @CreaGem_honzawa

 

③当日の雰囲気・感想

(注:ここから先、個人主観の強い内容を含みます。)

いろいろな準備を終えて意気揚々と迎えた当日のお話。ゲムマの出展には「土曜のみ」「日曜のみ」「両日」と3パターンあるわけですが、我々は今回「両日」での参加でした。当初は「土曜も日曜も別に大差ないでしょ」と思っていた私ですが、いろんなことが結構違ったのでその辺も踏まえてお話しできればと思います。

まず11/23土曜日。この日は一日中あいにくの雨。それも結構強めでガッカリしたのを覚えています(泣)

ゲムマ会場は棟が2つに分かれていまして、入ってまず一棟目が企業さんのブースで、二棟目が我々一般参加のブースとなっているわけです。お客さんが最初に目にするのはめちゃくちゃクオリティの高い企業ブースですから、お目当ての一般サークルでもない限り最初の1〜2時間は当然一棟目に人が集中します。さらに言えば我々のブースは会場の端の方だったので人が流れてくるまでは時間を持て余してしまうような展開になりました。

結果から言ってしまいますと、正直言いましてこの日は“大苦戦”となってしまいました。これは新作ゲームのみのお話ですが、具体的な販売個数で言うとおそらく10個くらいだったかと思われます(汗)

原因はなんだったのか、個人的に考察してみました。

1、客層

ちょっとここ長くなります。

まず開場になってからすぐに感じたことは「お客さん少なくね?」ってことですね。これはウチのブースに対してだけでなく、春のゲームマーケットに比べて全体的に終始お客さんの入りが悪かったような印象を受けました。我々だけでなく、はたまた近隣だけでなく、見渡し得る限りのブースさんが同じように苦戦を強いられているような状況でした。

さすがにお昼頃には人が溢れてきてどこのサークルさんも忙しそうにしていましたが、午前中は特に人の少なさが際立っていたように思います。

では実際どうだったのかと言う話ですが、今回のゲームマーケットの総動員数は主催のアークライトさんが報告を出してらっしゃる通り前回よりも大幅な更新となる約29,300人。この記録は両日込みのものなので、「じゃあ土曜が少なくて日曜がめっちゃ多かったってこと?」と思いますよね。確かに毎回、土曜より日曜の方が人は多いでしょう。しかし土曜日の夜、懇親会の席でアークライトのご担当の方とお話をさせて頂く機会があったのですが、「人めちゃめちゃ多かったですよね?雨なのに来すぎで大丈夫かな・・・って思いましたよw」的なことをおっしゃっていたんですね。

つまり、土曜日は別に雨とか関係なく人はたくさん来ていたってことです。現に人気のブースさんなんかは長蛇の列ができていたり、開始1時間足らずで何百個もの在庫を売り切ってしまったりと大賑わいだったようで。

ではどうしてあんなに人が少ないように感じたのか。それは人数の問題よりも客層の方に原因があったのかなと考えております。

一応誤解がないように申し上げておきますが「自分のゲームは完璧だったのに客足が少ないせいで売れなかった」と言いたいわけではないです。私たちはまだまだ未熟ですから売れない原因はきっと自分自身にたくさんあるでしょう。その上でマーケティングや市場について考察をしていると言う前提をご理解下さい

さて、ここで言う“客層”について。勝手な推測ですが初日は“ゲーマーの方”が多かったのかなー。と思っています。

なんていうんですかね、「ガチ勢」とでも言いましょうか。購入するブースを予め計画立てて決めていたり、混雑が予想される試遊卓に挙って戦いに行くと言うような、とにかく混み合っているブースはとことん混み合うと言う構図が顕著に現れていたのかなーと思っています。

そう思う理由は日曜日の結果から来ています。日曜日の販売数ですが、これが有難いことに土曜日の3倍以上売れたんです。(喜)

なぜこれほどにまで差があるのか。

ここでも客層と言うお話が続きますが、単純にお客さんの絶対数が多いと言うこと以上に本来我々がターゲットとして考えているような方々が大勢いらっしゃったと言うことがこの売り上げに大きく関係しているのではないかと思います。

それはどんな人たちなのかと言いますと、どストレートに言ってしまえば「ポケモ◯ンドラ◯クエが好きそうな人たち」や「かわいいイラストが好きそうな女性のお客さん(特に10代?)」です。

もう何度も当ブログに掲載しているのでちょっとしつこいかもしれませんが・・・

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今回の新作、1番売り出したい商品はこんな「緩いモンスターたちが敵と戦うよ」って雰囲気のゲームです。自分の絵に向かって「かわいいイラスト」とか言うのは気持ち悪いので極力避けますが、実際問題我々が今回狙った層はそこなわけですよ。ですからインストの際も出来るだけ分かりやすいように「ポケモ◯ンとかドラク◯エとか想像してもらうと簡単ですよー」って言っちゃってましたし(爆)

さらに言えばそういう方々の大半はおそらく「なんとなく面白そうだから来てみた」と言ったようなタイプの方々。前述の“ガチ勢”な方々と見比べてみると一般の“混んでいないブース”に自然と流れて来がちな方々です。そんな“なんとなく”な人々ですから、土曜日あれだけ雨が降っていたらそりゃ土曜日は避けますよね。あとは単純にみんな「日曜日の方が予定合わせやすいから」とか色んな要素があったかと思いますが、とにかく日曜日はそれなりに販売することができ、土曜日との差にかなり驚くことになりました。

 

2、ブースの見栄え

話はまた土曜日に戻りますが、思うように人が来てくれなかった理由の2つ目は「見栄えが微妙だった」と言うことですかね。これってすごく些細なことなんですけど、こだわると恐ろしい成果を発揮します・・・!

土曜日のブース設営ですが、冒頭の写真の通り用意されたテーブルにそのままゲーム積んでいる形です。ちょっと写真の用意がないので恐縮ですが、この下に黒いマットを敷いたら見栄えはどう変わるか。コレ、めちゃくちゃ変わるんです!

テーブルの上に見本のカードを並べていたんですが、なんていうんですかね、一枚一枚が際立って見えると言うかすごくきれいに見えるんですよね。同系色がどうとかって話までするつもりはありませんが、何もない時よりも数段お客さんの目を惹きやすいです。

ゲームマーケットのような現場販売において最も重要なのは間違いなく“見た目”です。ブースの見栄えがほんの少し変わるだけで本当に世界がわかったような気がしましたね。(大袈裟)

 

3、インストの仕方

試遊台に来ていただいた方々にゲームの魅力をお伝えする私のお仕事。インスト、というか人に何かを説明するというのは本当に難しいことです。「端折り過ぎず、簡単過ぎず」を肝に銘じてお話しさせて頂きましたが、今回の反省点はそっちのスキルお話しではなく、「場面設定」という点についてです。

私を含め、説明が下手な人がよくやりがちなのが「1から10まで説明しようとする」と言うやつです。

ゲムマの場合、皆さん色んなところを回られますからそんなに長いこと拘束してしまうわけには参りません。なので出来るだけ簡単にスピーディーに「1〜3と8〜10を伝える」みたいなインストができると1番いいんですよね。土曜日はその点を大いに反省し、日曜日は我ながらなかなかのクオリティでインストできたんじゃないかなと思っております。

具体的に言えば土曜日は「マオウサマを倒してもらうので体力MAX状態から遊んでもらう」というやり方。日曜日は「例えば今ゲーム中盤でこんな状況ですけど〜」と、最初を端折って意図的に面白そうな場面から遊んでもらうやり方。これで十分伝わるし、こっちの方が楽しいです。

 

④収穫

さてさて、皆さんどうですかこの記事。長いでしょ。疲れましたか?私はもう死にそうです。

ここからは今回のゲムマで得たものを振り返ってみたいと思います。

1、販売実績

早速実績のお話ですが、土日合わせて約40個です。内訳は前述の通り土=10・日=30と言った具合。お客さんの出入りはやはり11〜14時あたりがピークですね。ゲムマ新規参入をお考えの方は、これだけ聞くと「なんか言うほど大変そうじゃないけど・・・?」と思われてしまいそうですが、試遊台があるブースを選んで出店される場合は絶対にキツいので気をつけて下さい。無料体験だけならやってみたいと言う方は我々のような一般サークルにもめちゃくちゃ来て下さいます。本番前に頭の中でインストのリハーサルしておいた方がイイデスヨ。

2、メンバーの獲得

手前味噌ですが。一応正規のメンバーとして迎えるわけではないのですが、今回のようにまたバイト感覚でお手伝いに来てくれそうなメンバーと出逢えました。勇気を出してブヒった結果です。できれば「バイトで呼ぶだけなら毎回誰でもいいんじゃないか」と言う考え方はオススメしません。極端な話、“毎回初心者”か“ゲムマ経験者”なら絶対同じ人で続けた方がいいです。トラブル回避の意味も含めてね。

あとは欲を言えば“愛嬌のある人”が最も好ましいです・・・!早い話が「明るくてかわいい子に販売やらせろ」って意味です(爆)

これを聞くと「ゲームにもっと魅力があればそんなもの必要ない!自信がないからそう言う売り方になるんだ!」と思われる方、いらっしゃるかも知れません。コレ、まさにその通りです。実際私自身“実力主義”な考えがありますので、むしろ本来ならコレを言う側の人間です。

でも、でもですよ?考えてみて下さい。ゲムマの出店者さんたちが皆同じく「めちゃくちゃいいゲームできた!」「魅力的なブースを作ろう!」と息巻いている中で“頭ひとつ抜けたゲーム”を作ると言うことはとても大変なことです。きっと努力だけでは埋まらない様々な要素が必要でしょう。

さらに言えば一般ブースの方をグルグル回っているお客さんと言うのは大抵の場合なんとなく見て回っている方ですから、ほんの一瞬が勝負なんです。

敢えて悪い言い方をしますが、現場売りのコツはお客さんを一瞬迷わせることです。じゃあどう迷わせる?どう立ち止まってもらう?何百もある魅力的なブースの中で、ほんの一瞬でも自分たちの何かに興味を持たせられなければ、どれだけ苦労した作品も見せる機会すらもらえません。

売り子だけでなく、試遊台にマットを敷いて見た目をよくするとか、ポスターとか動画とか、全部そう言うことですからね。いやー本当に、マーケットというものは難しいです(泣)

3、他サークルさんとの絡み

土曜日のゲムマ後には毎回アークライトさんが“懇親会”を企画して下さいます。我々も今回で2回目の参加となりましたが、これがめちゃめちゃ楽しいんですよ。

ここには本当に色んな方々がいらっしゃいます。大半は自分たちと同じように一般参加のサークルさんですが、中にはデザイナーさんとかイラストレータの方とか、企業の方(流通・マーケティング系)もいらっしゃったり果ては漫画家さんなんかもいらっしゃったり。自分たちも含め皆さん仲良くお喋りすると同時に“ビジネス相手”を探しに来ている側面があります。

お酒の場でしか聞けないお話もたくさんありますし、「次回作のゲーム思い付いたんだけどイラストどうしようかなー」なんて人は上手くいけば好みのイラストレーター さんに会えるかも知れませんよ。それも、一度リアルで会っていると言うのは信頼度増しますよね!

我々も結構色んな方と話ができてすごくよかったです。他サークルさんのゲームも買ったり頂いたりしたので、いつか紹介できるといいなと思っております。

 

⑤次回に向けて

1、今回の反省点

もうだいたいのことは言ってしまったのですが、上記以外で「これは微妙だったなぁ」と思うことが2つ。まず1つ目は販売ブースの数が1つだと狭いってことです。我々は今回3つのタイトルを持ち込んだわけですが、実際に売れたのはほとんど新作のものだけ。それもそのはずで、他の2タイトルに関してはほとんどPR出来なかったんですね。

理由としてはこのブースの幅の問題が挙げられます。ちょっと正確な数字が言えなくてすみませんが、1ブースあたりだいたい1メートル弱のスペースです。この空間でいかに魅せるかと言う勝負になるわけですが、2タイトル同時に宣伝というのはなかなか難しいものがあります。特に今回は新作の方に注力していたこともあって、他タイトルはほぼ売る態勢になかったと言えます。ゲムマの出店申請の際には、このブースの数と試遊台の数を最大2つ分まで拡張することができます。(←抽選ですけどね!)

なので次回はそれを狙って、且つ日曜日出店で。やってみようかなと思っております。

そもそも3人ではどう頑張っても無理な話なので、次回はもう1人増やせたらいいなぁと思っております。

それと2つ目は“テーブルクロス”ですかねー。今回カード用のプレイマットを持っていったとお話ししましたが、実際外側から見た時にかなり見た目が寂しいです。もっと全体的な装飾にこだわるべきかも知れませんね。

2、費用

次回どれだけの工面が必要かと言うお話しなんですが、せっかくですから今回どれくらいお金がかかったのかをお話ししましょう。新規参入をお考えの方は1番気になるところではないでしょうか。

先に金額から言ってしまうと、2日間トータルで約37万円かかっております。(内、約40個近くゲームが売れているので8万円弱は戻って来ました。)

ゲーム製作費だけで言うと約21万円。その他“諸経費”16万円近くかかっていることになりますが、コレは交通費や出店費、駐車料金、宿泊費などなど。あとは“iPhone4回分の充電器”だったり“キャリーケース”だったり、結構バカにならない備品が多かったせいですかね。ぶっちゃけ言うとゲムマ後に2日間ともめちゃめちゃ美味しいもの食べに行って呑んでしまった分があるので、そこ削れば3万円くらいは変わりそうですが(笑)

話を戻して次回費用のお話しですが、次回はゲムマの開催が従来よりも1ヶ月手前にずれ込むので大きな新作は作れないかなーと言う気がしています。(なんでも東京オリンピックの影響だそうですよ)

なので、現行のゲームに拡張版を出すような形で安価なものを持って行けたらなーと思っています。まずは現在ある在庫の販売に注力する形になりそうですね!費用で言うと今回より大幅に下げてトータル25万円くらいで抑えたいですね(笑)

3、次回作

先に言っちゃいましたけど新作「マスターさん つぎ、どうします?」の拡張タイプにあたる小コンポーネントを予定しています。まだ実際どうするかはこれからですが、年末年始の繁忙期に制作するにはちょうどいいボリュームかなと思ってます・・・!

 

⑥まとめ

そんなわけで以上が今回のゲムマレポートとなります!ここまで約8500文字。ちゃんと読んでくれた人、いるのでしょうか(笑)

この記事が同じような境遇の方々や「来年からゲムマ出店してみようかな・・・」とお考えの方に少しでも見ていただけると幸いです。

次回のゲムマは今回の教訓をもとに日曜日出店です。もっと売れればいいなーと願いつつ、今回の記事はここまでとさせて頂きます!また次回お会いしましょう!さようならっ!

 

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【正体隠匿アドベンチャー】白雪姫のアップルーレット【ボドゲ紹介】

こんにちは。アナログゲーム制作チーム「CreaGem」のほんざわです。

 

11月になり、ゲームマーケットまで1ヶ月を切りました。出展カタログを片手にペンを走らせている方もいらっしゃることかと思います。

 

↓↓↓本日はこちら↓↓↓

正体隠匿ゲームの人気作『白雪姫のアップルーレット』のご紹介

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プレイ人数:4〜8

時間:20分くらい

NPC介入でさらに少人数にも対応しているようです。

 

 

①製作者様について

さて本ブログで初の外部ゲーム紹介ですが、まずは「なんで今更こんな有名なゲームを・・・?」と思ったあなたもちょっとお時間下さいネ。

 

こちらは都内にありますボードゲームカフェ、GOTTA2さん(読み方は「ゴッタニ」さん)が制作なさっているゲームです。

https://cafe.gotta2.jp

https://cafe.gotta2.jp/2019/04/25/niko2019/

2019春のゲームマーケット後の懇親会でこちらの店長さんとお会いしまして、そのときにこのゲームを紹介して下さいました。とても気さくで面白い方なので、ふざけて「それ、今日タダで頂けるんですか?」と言ったら・・・なんとその場で封を開けて本当に私に下さったんですよね(驚)

 

(しかもこのときの封の切り方がね、でした。店長さんはテレビにも出ているほど有名な方なのですが、彼が噛んだ現品を持っているのは私くらいじゃないでしょうか。)

 

「え?!マジでいいんですか?!」『そのかわりSNSでいっぱい宣伝してね?』「はい!もちろん!ありがとうございます!」

みたいな会話をしたのが今年5月の話でございます。GOTTA2さん、その節はありがとうございました。

そして11月。GOTTA2さん、大変遅くなりました。誠に申し訳ございません。

いや忘れてたわけではないんです。マジで。このゲーム4人〜8人という大人数ゲームなものですから、自分たちの作品のテストプレイでさえまともに頭数揃えられないウチのサークルではなかなか遊べる機会がなかったんです(泣)

しかしつい先日、やっと遊べました。5人で。

と言うわけで今回ようやく紹介に踏み切りましたのでどうかご容赦願いたい。それでは参ります。

 

②どんなゲーム?

背景に描かれるストーリーは“白雪姫”と“女王様”の毒リンゴをめぐる正体隠匿×チーム

まずコンポーネントですが、通常のカードや説明書の他にリンゴのタイルが入っています。

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コレいいですよね!すっごく雰囲気でます。ちょっとイヤらしい話、このリンゴをただのカードで表現するかどうかでかなり単価が変わってくると思います。さらにこのリンゴは全部で8個あるのですが、1シートあたり4個で2枚組なんですね。これも仮にリンゴを2分の1ほどの大きさにしてシートを1枚で済ませていればこれまたコストが変わってくるわけですが、そこはさすがGOTTA2様。芸が細かいっ!

ゲーム内容ですが、やってみた率直な感想は「めちゃくちゃ面白い」ですね。かなり盛り上がります。

パッケージに「正体隠匿アドベンチャー」と表記されている通り、各人はそれぞれ「白雪姫」の物語に登場するキャラクターとなって行動します。

 

ゲームは2大勢力による戦いを描いていて、プレイヤーはそれぞれ“白雪姫サイド”と“女王様サイド”に別れます。が、1人だけどっち側でもないジョーカー的な子もいるんです。

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上側3枚が、いわばこのゲームの勝敗に直結する3人のキャラクターで、テキストをご覧頂けばなんとなーくお分かりかと思いますがこのゲームには3通りのゴールがあります。(ただし右上の「ロゼ」は使わない場合もアリ)

その他のキャラクターにも必ず何かしらの役割がありまして、なんとか自分の主人の目的を達成するために頑張るゲーム。しかし自分が誰なのかは分かっても誰があなたの主なのかは分からない。正体隠匿の楽しいところはココですよね。

ちなみに、主が目的を達成していれば家来自身は死んでしまっていても“勝ち”ですから、意図的な犠牲プレイはかっこいいですよー?

 

システムのお話をもう少し。

プレイヤーは先ほどの「林檎タイル」と「キャラクターカード」と「イベントカード」をそれぞれ1枚ずつ持っています。

林檎タイル→最初に配られたリンゴは各々自分だけ毒入りかそうでないかを知ることができます。女王以外の人は、ゲームの最後まで毒入りを持っていると死んでしまいます。このリンゴは他人の各プレイヤーの意思によって右へ左へ多忙に移動していきます。わずかな情報を頼りに各人の所持するリンゴを上手に操作する必要があります。

キャラクターカード→前述の通り、自らの役割を示唆するカードです。種類は全部で9種類。最大プレイ人数が8人なので、毎ゲーム同じキャラクターが必ずいるというわけではないんですね。なんとこのキャラクターカードもプレイヤー間で入れ替わってしまうことがあるんです・・・!

イベントカード→このゲームはターン制でして、時計回りに1人ずつターンが回ってきます。自分のターン中にできることは次の内のどれか1つ↓↓↓

①他人と自分の手札を交換する。

②他人と自分の林檎を交換する。

③自分の林檎が毒入りかどうかを確認する。

④イベントカードを1枚引いて、1枚手札からイベントカードを使う。

⑤キャラクターが特殊能力を持っていれば、その能力を使う。

ちなみに手札や林檎を交換した場合も、他には何もできずターン終了。体感では一人当たり4ターンほどでゲーム終了なので悩ましいところです・・・。イベントカードの一部をご紹介しましょう。

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まず各人の正体を推測するにあたって最もスタンダードな手段となるのがこちらのカード。林檎やキノコが好きか嫌いかというのは各キャラクターごとに決められていまして、例えば白雪姫なら「林檎は“好き”でキノコは“嫌い”」です。コレと同じ好みを持つキャラクターが他にも何人かいるので、この情報だけではあくまで推測の域を出ないわけですね。ちなみにこのカードは聞いた人のみでなく、この質問内容と聞かれた側の回答は全員に共有されますので、自分のアクションが4ターンしかなくても脳ミソは常に大忙しです。

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↑他にはこんなカード。コレはもうすごく直接的。

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↑こちらは“毒林檎”以外にもキャラクターが殺害されるパターンと、それを回避する防御札。考えることだらけですよー?

 

③ゲームバランスについて

と、こんな感じで最終的に毒林檎を食べたりアイテムでやられてしまったり守ったりということをしていくわけですが、初見での率直な感想としては「女王様サイドの方が有利じゃね?」と思いましたね。

私の仲間内でやってみたところ、全員がまだ慣れていない状況では結構女王様サイドの方が勝率が良くて、合計5〜6回ほどやってみてやっと慣れてきた頃にようやく白雪姫が1勝って感じでした。これは恐らく白雪姫が典型的な「1人では勝てないキャラクター」なので、周囲の仲間とのプレイングによって大きく生存率が左右されるためだと思います。

逆に女王様はある程度「自分一人でも強いキャラクター」なので、初心者にとってはやりやすいし楽しいでしょう。しかしこれが慣れてくれば全く別の話で、白雪姫をやっているときに「あ、今俺アイツに助けてもらったかも・・・?」みたいな連帯感がたまらないですね。

あとはプレイ人数によって勢力の比率の分け方が指示されているのですが、コレをごちゃ混ぜで遊んじゃうのも楽しいと思います。例えば白雪姫側2人対女王様側4人とかね。めちゃくちゃな様で意外と面白いと思いますよ。

 

④まとめ

さあ皆さん、いかがでしたか。こういったレビュー記事は初めてなんですけどまあ結構分かりやすかったんじゃないっすかね。(爆)

このゲームはとにかく世界観がすごく良いです。カードやキャラクターのデザインももちろんですが一番のお気に入りはやはり林檎のタイルですね。カード以外のコンポーネントが一味加わることによってボードゲーム感が増すと言いますか、見てワクワクするし触るのが楽しいです。

私の地元のイエローサブマリンさんにも一押しコーナーに置いてありました!

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↑最前列ど真ん中・・・!

 

この記事で少しでもこの作品気になったよーって方は是非ともお近くのゲームショップへ!

以上、「白雪姫のアップルーレット」ゲーム紹介でした!

さようなら!!